2015年夏アニメ、面白いと思う作品9本感想まとめ

2015年夏アニメ、大体半分ぐらいまで終わったので、面白いと思う作品のまとめ。

ただ、続編ものまで言及するとかなりの数になりそうなので割愛。「戦姫絶唱シンフォギアGX」「アイドルマスターシンデレラガールズ 2dnシーズン」「のんのんびよりりぴーと」の三本は今季トップ3だと思うし、「ガッチャマンクラウズinsight」も難しくてふわふわしそうなテーマを巧みに映像化していて楽しんでいます。

一応面白いと思う順に。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

「オーバーロード」

2015夏アニメ「オーバーロード」1~3話感想。王道の面白さ。
2015年夏アニメ「オーバーロード」、これまたどこかでみたような設定だったので放送開始前は気にもとめていなかったのですが、ニコニコ動画で一話...

三話までの感想でも書いたとおり、主人公を掘り下げ、世界観を広げと縦軸と横軸の深みと広がりを丁寧に着実に描きつつ、毎回緩急をつけて何らかの見せ場を用意しているので、本当に楽しい。四話までに主人公と仲間たちの見事なキャラ立ち上げに成功し、カルネ村に足がかりを築き、主人公たちの目的を明確にして、五話からはさらに世界を広げて城塞都市エ・ランテルを中心に冒険者に扮してのモンスター退治と密かに進行する陰謀とがうまく絡み合って、適度にコミカルなシーンを入れつつ、物語を動かしている。教科書的手堅さだけど、それが王道の面白さになっていて、「大傑作」というような冠絶した作品ではないにしても、安定して三十分夢中になって楽しめる良作だと思う。五話からのナーべちゃんが可愛すぎるのと、何気に演技派・ベテランが揃っているので演技面も楽しめるし、子安武人さんの小物演技と悠木碧さんのイカれた悪役キャラ演技狂おしいほど好き。

「監獄学園(プリズンスクール)」

水島努監督横手美智子脚本というSHIROBAKOコンビが送る感動巨編・・・ではなくド下ネタの応酬なギャグアニメ。ギャグの応酬だけでも面白いんだけど、学校内での監獄生活と脱獄というイベントがきっちりスペクタクルとして成立していて非常に見応えがある。主人公たち男子五人と看守の裏生徒会女子三人の極端な行動がギャグとしてだけでなく脱獄計画と疑心暗鬼の監獄生活とを成立させているあたりの組み合わせの妙は見事です。四話の脱獄シーンでの主人公視点での長回しは本当に見応えあったなぁ。また、主人公五人が演技派揃いで、これまた見応えある。小西克幸さんすごいよ。人間、こんなに凄いテンションでしゃべり続けられるもんなんだなぁ・・・。「いやー乱世乱世」が頭からはなれない。大原さやかさんの鋭利な刃物っぽい声、伊藤静さんの鞭打つかのようなしなやかな声、花澤香菜さんのスタープラチナ的パンチの猛ラッシュな声と、女性陣のキャラと見事にマッチした罵声がさすが。

「干物妹!うまるちゃん」

2015年夏アニメ「干物妹!うまるちゃん」1~5話感想
2015年夏アニメ「干物妹!うまるちゃん」が毎週毎週かわいすぎて素晴らしいな。製作動画工房だけに「月刊少女野崎くん」に通じる面白かわいい系の...

先日五話までの感想書いたばかりなのでまぁ上記記事の通りなんですが、容姿端麗成績優秀性格大天使、じつはぐーたらオタクという二面性を「ジーキル博士とハイド氏」よろしく外見まで変わるキャラとして描いていて、それを「かわいい」でねじ伏せる力技作品ですね。かわいければ許されることに改めて気付かされました。一話から三話にかけての展開とかもうかわいいのバックスクリーン三連発としか言い様がないです。ああ~。強いて言うなら「切絵ちゃん大好きおじさん」ですが、「切絵ちゃん大好きおじさん」であるということはつまり「うまるちゃん大好きおじさん」であり、ゆえに「海老名ちゃん大好きおじさん」であるわけで、その結果「お兄ちゃん大好きおじさん」となるわけです。お兄さんをください。六話の誕生日回、最高に2828させられて良かったです。1~3話のバックスクリーン三連発のあと四話五話で一気に塁を埋められ、六話で走者一掃された感。すでに33-4。うまるーん。

「六花の勇者」

2015年夏アニメ「六花の勇者」1~5話感想
2015年夏アニメ、「六花の勇者」5話まで見た感想です。個人的に楽しく見ている作品のひとつだけど、ハッカドールでも全然感想記事上がってこない...

こちらも先日感想書いたばかり。魔神を倒すために選ばれる勇者は六人のはずが、集まってきたのは七人。誰が偽物だ?というファンタジー×ミステリー作品。メソアメリカ文明っぽい風景で美麗な映像、ぐいぐい動くアクション、丁寧な描写を積み重ねての謎が謎を呼ぶ展開と見応えあって面白いです。ファンタジー×ミステリーだと何でもありになりそうなところを、ちゃんと作中で一定のルールがあることを読者にも提示して概ね論理的に伏線と思われる描写が積み重ねられているので、とても手堅い印象を受けます。疑心暗鬼の中、主人公に疑惑の眼がそそがれ、それをいかに覆していくかが中盤の展開になっていますね。原作実速なので真犯人=偽勇者はこの人かなーあるいはこの人かなーと推測しながら見ていけて楽しい。こういう逆境展開だと不屈な主人公は好感度高い。

「城下町のダンデライオン」

2015年夏アニメ「城下町のダンデライオン」1~5話感想
2015年夏アニメ、何気に「城下町のダンデライオン」が楽しい。 【ニコニコ動画】城下町のダンデライオン 第1話「櫻田さんちの9人きょう...

実に良質なぱんつ(ただし見えない)アニメですばらしいですね。とある日本によく似た王国を支配する櫻田ファミリーの超能力九人兄弟姉妹の王子王女が次期国王選挙を競い合うわけですが、毎回毎回良質な適度に萌えとエロと人情味を混ぜたコメディ回が続いて実に楽しくてすっかり夢中です。三話四話五話と楽しい回が続いて、特に四話は神回で、スカートを履いていないのか見えていないだけなのか、見えていないのは自分だけなのではないか、そんなやりとりと絶妙なボケとツッコミが冴え渡っていました。脇役ながら四話の友人役早見沙織さんの演技が素晴らしかったです。あと四話は猫のボルシチ役で速水奨さんも出てWはやみんで耳が幸せ。シチュエーションコメディのお手本のような作品ですねぇ。あと、王様になるなら四女の岬様が一番向いてそうだと思いますはい。毎週予告のキャラ別好きな歴史上の君主紹介も何気に楽しみです。長女葵様のエドワード8世で、あっ・・・ってなった。

「GANGSTA.(ギャングスタ)」

2015夏アニメ「GANGSTA.(ギャングスタ)」一話感想。面白かったです。
2015年の夏アニメが放映されはじめて一週間、まだまだ一話がすべて出揃ったわけではないけれど、七月八日時点で、「のんのんびより リピート」「...

とある犯罪都市エルガストロムで便利屋として生きる二人組を中心としたハードボイルド作品。主人公の一人が聴覚障害を負っているということで、丁寧な手話描写と構音障害特有の喋り方の演技が光りますが、さらに物語は常人離れした能力を発揮するタグ付き・トワイライトと呼ばれる人々を巡る薬害問題や奴隷的な関係、登場人物たちが抱える過去のトラウマなど、かなり社会的な問題を描き始めていて、実に骨太な作品になってきています。マフィアの抗争と手に汗握るアクション、そして差別と薬害と、重厚かつ深刻なテーマとエンターテイメントを両立させようとしている稀有な作品ですね。画面のところ狭しとおっさんおっさんおっさんで眼と耳が幸せでもある。津田健次郎さんの演技はさすがだし、諏訪部順一さんの軽妙洒脱な演技も実に素晴らしい。大天使ニナをもっとだしてください(切実)。あとギャングスタというタイトルは黒人文化と切り離せない響きがあるけど、作品は関係がないところの齟齬は確かに違和感としてあるかも。

「がっこうぐらし!」

2015夏アニメ「がっこうぐらし!」1話感想。どんでん返しの効用。
「がっこうぐらし!」観ました。なんかほんわか日常系のように見せて一話で凄いどんでん返しがあるという評判を聞いて。始まる前は全くノーチェックで...

一話でのどんでん返し以降、身近にゾンビがいる日常をどう描くか楽しみだったけど、毎回趣向を凝らしていてなかなか面白い。狂気に駆られて終わりのない日常という妄想の中を生きているゆきが、現実のゾンビがいる日常の中で生きる他の学園生活部メンバーの精神的な支えになっている関係性が絶妙なバランスをもたらしていて、作中の台詞にもある通り、ただ死んでいないだけなのではなく、ちゃんと生きる目的になっている。そこから巧みにゾンビアポカリプスの始まりを描いたり、めぐねぇとの関係を描いたり、みーくんが仲間に入る前のみーくんの過酷な環境を描いたりしつつ、めぐねぇについてはうまく叙述トリックを交えて謎解きに持って行ったりして、色々工夫して作られている感が強い。一方で、ゆきにひっぱられるようにして送っている日常という名の非日常とゾンビがそこにいる非日常的な日常の対比は、やっぱり観ていて辛いものがあって、まぁ、一回見たらお腹一杯になる感も。六話までにある程度日常を描く上で必要な土台は出来たっぽい感じなので、今後はどうお話を動かしていくか、多分より過酷な方にいくんだろうけど・・・引き続き注目したい作品です。

「赤髪の白雪姫」

林檎のような赤髪を持った白雪という薬師の少女は愛妾にしようと言い寄ってくるラジ王子から逃れて、隣国の第二王子ゼンと出会い・・・紆余曲折会ってゼンの国へと亡命、新たな人生を歩むというお話。本作テーマソングで早見沙織さんがデビューということで、半ば忠誠心から見始めたんですが、なかなかどうして面白い。タイトルがこれだけど白雪姫モチーフは少なめ、一話でほぼ消化してしまって、二話以降は強いヒロインが着実に働く女性として地歩を固めていくお話で、主人公白雪の気持ちいいぐらいのかっこよさ、揺るがなさ、道は自分で切り開くぜの独立独歩さが魅力的。今季一のメンタル最強ヒロインで、王子の方が揺れ動く心のヒロインっぽくもあって、進撃ミカサしかり最近の王道なのかな。三話でハルカ侯に啖呵を切るあたりしびれたけど、実際言っていることはハルカ侯の方が正しい(笑)。三話の週は今作で白雪がハルカ侯と対峙して格の違いを見せつけ、デレマスで楓さんが女神化し、城下町のダンデライオン四話の神回で花蓮のツッコミが冴えわたりと、至福のハイパーはやみんウィークだったよな。

「それが声優!」

新人声優三人を主人公に、声優あるあるネタを多数入れて描いたお仕事アニメ。声優の仕事を垣間見る作品ということで惰性で観ていたけど、徐々に面白くなってきた。三人とも声優の仕事に対して前向きだし目標と責任感をもって仕事をしているキャラとして描かれているので安心して観ていられるのと、そういう新人声優が様々な実名出演の先輩声優と出会いつつ徐々に成長していく様子もアニメ好きとしては嬉しい。毎回ゲスト声優が誰かというのも楽しみだし。一方で主人公にしている都合上、トントン拍子に色々な仕事を掴んでいっている様を見ながら、SHIROBAKOのずかちゃん思い出して切なくなったりも。生活のためにバイトと掛け持ちしながら夢を追い続けて、まぁ、過酷なお仕事の一つだよなぁ、ということが改めて実感させられて、面白いやら切ないやらという作品だなぁと思います。あ、いちごちゃん回はほろっとさせられました。原作者のあさのさんのラジオ等々良く聞いていたこともあって、今作が当たるといいですね・・・遠い目。

その他

「Classroom☆Crisis(クラスルーム・クライシス)」は色々もったいない作品だし、完成度自体は高いと思うけど、魅力に欠けるところがあって、それでも我慢してみていたら、最近六~七話で結構おもしろくなってきたのでもう少し期待してもいいかなと。「charlotte(シャーロット)」は一~二話ととても面白かったんだけど、三話以降ちょっと残念、期待値高まっていた六、七話もうーん、という感じだったですが、まだまだ終盤に向けて手のひらをかえす準備は万端です。ラジオ聴き続けたいし。「GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」は巷での話題性は高いようですが、まぁ、見どころも無いわけではないが色々ちぐはぐな作品だなぁという印象。感想書くとしたら最後までみてから・・・かな。他、「洲崎西」「わかばガール」は三話、「乱歩奇譚」は二話、「青春☓機関銃」「ケイオスドラゴン」は一話で見るのを断念。「アルスラーン戦記」は前期に引き続き見ているけど、大体65点ぐらいのアニメ化な感じに落ち着いてきた感じ・・・でも神前決闘以降最新話までまた盛り上がってきたな。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

フォローする

関連コンテンツ

スポンサーリンク
スポンサーリンク