他人の発言を無意識に繰り返してしまう性癖

会議等で他人の発言をついつい繰り返してしまう性癖があるのだけど、この反応のメカニズムは何かなーとおもう。

他の人が言ったことと同じことを繰り返してしまって、「さっきAさんが言ったことと同じですよね?「あ・・・ええ」みたいな体験って少なくないんですよね。かなり気をつけているんで最近はあまりないんですが会議が長引いて集中力が途切れたり、あまり興味の無い話題だと無意識的にやっちゃうことがたまにあります。

自分で振り返ってみるとコミュニケーションの過程で発言の隙間を埋めるためにやっちゃってるようにも思うし、あるいは同意見であることを示すためにやっちゃってるようでもあるんだよな。まぁ、周りの人から「それさっき他の人が言ったよ」とか「同じことの繰り返しだよ」と思われるだけで、やらない方が良いに越したことは無いので気をつけてるんだけど、多分自然な状態だとそれなりに発生しちゃうな。

いわゆる自閉症児等によくあるエコラリア(反響言語、オウム返し)ほど顕著な訳ではないが、基本的な挙動としては近しいんじゃないかなとは考えている。自閉症児等のエコラリアは認知的負荷の高まりと相関関係があり、相手に応答せざるを得ない状況下で、応答言語を持たないために起きるらしいんだけど、僕の場合もなんらかの場面で咄嗟に思考をまとめて応答する必要がある場合によく起きていたように思う。

リアルなコミュニケーションの場において話の流れに基づいて咄嗟に思考をまとめ発言を組み立てる、というのは多くの人が自然と出来ていることのようなのだけど、状況によって僕にはちょっとそれが困難なことがある。解決法―あたりまえのことができるようになるための―は様々なことを体系立てておくことで、引き出しを開けるように発言できる環境を整えておくことであり、そのためには思考と経験と学習とが欠かせないなと考えていたりします。学習することに対する切迫感みたいなのがあるなー。

逆に言うと、僕にとっては「他人の発言を繰り返し始めたら赤信号」ということかなとも思う。立ち止まり、振り返るべきサインの一つかなーと。自身の持つ特徴の一つ一つの背景を知りたいと思う今日この頃です。

参考
自閉性障害児における即時性エコラリアの生起関連要因

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