インタビュー「荒木飛呂彦先生の描く未来」が面白い

魔少年ビーティー、バオー来訪者、ジョジョの奇妙な冒険シリーズなどで知られる漫画家荒木飛呂彦のインタビュー「荒木飛呂彦先生の描く未来」がおもしろい。
全編に渡って示唆に富む、面白い話ばっかりなんだけど、個人的にはここに共感するかな。

荒木飛呂彦先生の描く未来
重い荷物を持って歩いて、体を疲れさせると、色々わかってくるんですよ。
「何が必要か」っていうのが、その時わかってくるんですね。
---その時は何が必要だと思いましたか?
携帯電話は最初に捨てたくなりましたね。前に、熊野古道って所に行ったときに、
「熊野っていうくらいだから、熊が出るだろう」という事で、
編集の人に、「絶対に携帯電話を持って行って下さい!」って言われたから持って行ったん
ですけど、熊野古道は圏外だったんですよ…(笑)
重い荷物を持っていると足とかが痛くなって、そういう不要な荷物が、
どんなちょっとしたものでも、本当に嫌になってくるんですよ。
だからパンとかも持って行ったんですけど、途中でさっさと食べちゃいましたね(笑)
そういう感じになったときに、「これは要らないなぁ」とか悟るんですよ。
生きるためには要らない物が結構ありますね。
だけど、iPodは何かすごく癒されるんですよ! なんかね、音楽は良いんですよー。
なので、その時必要だったのは、水と雨具とiPodですかね(笑)

徹底的に歩くと、そぎ落とすべきものがわかりますよね。そして、徹底的にそぎ落としながら繋がっている感覚も同時に感じる中で「何が必要か」が見えてくるんじゃないかなーと思ったりするし、そういうことなんだろうなーと思いながら読んだ。

あと、ここもよくわかる。

荒木飛呂彦先生の描く未来
アイデアって、無くなるとかじゃないんですよ。
創作意欲が無くなるっていうことが、アイデアが無くなるっていうことなんです。
だから「描こう」と思ってさえいれば、アイデアって出てくるから、
「アイデアが無くなるかも…」とか恐れてちゃいけないんですよ。
どんどん出す、貯金しとかない、みたいな。
一番ヤバイのは「どーでもいいかな」って思うことなんですよ。
粘りがなくなるというか。本当はもっとそこでガーッといかなきゃいけないのに、
「こんなもんでいいかぁ…」とか、思っちゃう感じがね、ヤバイんですよ。

どんどん出したいんだけど、それを形に出来ないもどかしさでもだえる感じなんだよなー。ああ、今日も出し切れないまま終わる・・・みたいな不完全燃焼な焦燥感って毎日ヒリヒリと感じてます。アイデアは出てくるんだけど、アイデアが形にならないままもやもやと残るという状態の繰り返しが体に悪いなー。これをなんとかしたいなーと思いつつ、今日も終わりそう。
他、色々面白いインタビューなのでぜひ。

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