幼児期の"Imaginary Companion"(空想上の友達)という現象

最近、”Imaginary Companion”という幼児期に多く見られる現象についてカウンセラーの知人に教えてもらった。

Imaginary Companionの定義に関する考察
幼児期の子どもは、自らの想像(創造)した世界で自発的、能動的に遊び、それらに熱中する。そのような遊びの中で、架空の誰か(空想上の)友だちを作り出し、それと遊び、話すようになる時期がある。それは現実とは区別されているが、ごっこ遊びや他の遊び同様、自発的意思に基づいた現象となっている。この乳幼児期の子どもの遊びにしばしば登場する仲間、遊び友達を一般的にImaginary Companionという。

映画や物語などでも頻繁に題材になる現象だが実際に名前が付き研究が進められているのは知らなかった。(って、これだけ有名なら研究もされてるか(笑))

Imaginary Companionは自分自身が他者を演じて遊ぶ想像遊びは除外されるが、主に以下のような特徴がある。
1)目に見えない人物である
2)名前が付けられている
3)他者との会話の中で話題となる
4)ある一定の期限(少なくとも数ヶ月の間)存在する
5)直接の遊び相手となる
6)子どもにとって実存しているかのような感じがある
7)目に見える客観的な基礎を持たない

あー、あるある。もうよくある。具体的ではないが僕も近しい経験はあるし、かなり多くの人が幼少期に「想像上の友人」と遊んでいたのではないだろうか。また、西洋だけじゃなく日本の昔話や伝承の中に登場する妖怪(例えば座敷童子とか)にもこういう”Imaginary Companion”的存在が多くあるように思う。

で、こういう想像上の友人は個人的体験に留まらず、友人間で共有するようなことがあるのではないだろうか?そういう想像上の世界、想像上の人物の共有はよく物語や映画などで見かけるように思うが、もし実際にあるのだとするとそのメカニズムはとても興味がある。空想上の世界や友人の共有はどこまでみんなが信じているだろうか?いや、信じているだけでなく、どれだけの人が”見えて”いるだろうか。

といっても、このImaginary Companionという現象は研究中の概念で詳しく明らかになったわけではなく、また今後DSM等診断基準にどう盛り込んでいくか、という議論のさなかのようなので、今後の研究が待たれる感じですね。

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