2012年のKousyoublog記事まとめ

2012年は194件の記事を更新しました。今年のブログを振り返ってみようということで、まずは今年更新した記事の中でアクセス数が多かった記事上位十件の紹介から。

1. 業務上のミス等による従業員への弁償請求や損害賠償について
2. 源頼朝死後の権力闘争粛清バトルロワイアルまとめ
3. 日本の教育観を呪縛する「パーフェクト・チャイルド」幻想の歴史
4. 関東大震災の朝鮮人虐殺を生んだ流言の拡散経路
5. 声優大原さやかさんの声を聞いたこと無い都民はおそらく皆無らしい
6. 「町田は神奈川」問題に始まる第一次多摩大戦(妄想ネタ)
7. 盆踊りの変容と衰退に多大な影響を与えたメディア
8. 「民度」という言葉の由来と意味の曖昧さについて
9. ゆかなさんが語るアニメ氷菓の入須冬実のキャラクターについて
10. なぜ崇徳上皇は怨霊になったのか?

上位三件は大体はてなブックマーク数に比例しつつ複数のソーシャルメディアに波及して伸びているのですが、それ以降ははてなブックマークとはあまり関係ないです。4位、7位、8位はtwitter経由でのアクセスが、5位と9位ははてブはほとんど無く複数のアニメ系のニュースサイトに取り上げられたこととコンスタントに検索経由でアクセス数が伸び、10位は若干のブックマーク以外はほぼ検索経由です。これらの記事の中では唯一何一つ調べず妄想のみで書いた6位の記事に若干の思い入れがありますが、正直、この倍の分量は書けたかも(笑)

以下、上記上位10件記事を除いていくつかジャンルに分けてアクセス数が多かった順に紹介。

書評
1. 「世界の陰謀論を読み解く――ユダヤ・フリーメーソン・イルミナティ」辻隆太朗著
2. 「日本人の英語」マーク・ピーターセン 著
3. 「オスマン帝国 イスラム世界の「柔らかい専制」」鈴木 董 著
4. 「夜這いの民俗学・夜這いの性愛論」赤松 啓介 著
5. 「葬式仏教の誕生-中世の仏教革命」松尾 剛次著
6. 「イスラームとは何か (講談社現代新書)」小杉 泰 著
7. 「ポピュリズムを考える―民主主義への再入門」吉田 徹 著
8. 「世界史をつくった海賊」竹田 いさみ 著
9. 「理科系の作文技術」木下 是雄 著
10. 「日本の統治構造―官僚内閣制から議院内閣制へ」飯尾 潤 著
今年読んだ本については別記事「2012年にブログで紹介した本ベスト10冊+次点1冊」でまとめているのでここではアクセス数ランキングだけ。

日本史
1. 大河ドラマ平清盛の北条時政邸飲み会のおじさん達の末裔について
2. いかにして中世日本で市場経済が浸透したか?
3. 鎌倉幕府は何故滅亡したのか?
4. 水戸黄門諸国漫遊物語はどのように生まれたのか?
5. 日本の啓蒙時代を切り拓いた夭折の天才「富永仲基」の思想

大河ドラマが平安末期、鎌倉ということもあって中世史の記事を多く書きました。1位の記事では佐々木秀義と三浦義明の末裔を辿り、2位の記事では鎌倉中期の市場経済の浸透について、3位では鎌倉幕府滅亡のプロセスをまとめています。4位、5位はどちらも個人的に気に入っている記事です。

世界史
1. マルティン・ルターのソーシャルメディア的炎上
2. 革命発生の3つの条件~フランス革命の背景まとめ
3. 一七世紀オランダが「黄金時代」を築いた理由
4. ナショナリズム神話としてのジャンヌ・ダルク
5. イタリアは本当に弱かったのか?

1位の記事はまぁ異論はあるでしょうがルターが宗教改革の代表者的立場になっていく過程での注目の広がり方について、2位はフランス革命前史、3位はオランダの台頭の過程について、4位ではジャンヌ・ダルクの再発見が19世紀フランスでのナショナリズムの興隆によるものという側面について、5位は簡単に近代イタリアの戦争についてです。

宗教・哲学・思想
1. 「日本から出ていけ」論の背景にあるファシズム的自由観
2. 愛と赦しの全体主義的宗教共同体アーミッシュについて
3. 「アーミッシュの赦し―なぜ彼らはすぐに犯人とその家族を赦したのか」
4. ポール・ヴァレリー「独裁という観念」「独裁について」
5. 「自分探し」の旅人の三つのタイプ

前回も書いたので繰り返しになりますが、3位のアーミッシュの記事は書き始めてからブログにアップするまでに二年以上かかっているので個人的に思い入れが強いです。

民俗・オカルト・ファンタジー
1. 妖精の語源まとめ、何故16・17世紀英国で妖精が大流行したのか?
2. 「小さいおじさん」という都市伝説
3. 生贄(スケープゴート)の構造
4. 古代ローマの「呪い」の作法について
5. 妖精信仰と代替医療、アニミズムとスピリチュアル運動

妖精信仰についての二つの記事、人身御供譚に見られる生贄の構造の記事、あと最近静かな話題になっている「小さいおじさん」伝説の記事などがアクセス集まりました。

政治・経済・社会・法律
1. 欧州のムスリム差別とオランダ「柱状化」社会の限界
2. 「ものづくり」という言葉はいつから浸透したのだろう?
3. 「会社の生命は永遠です。その永遠のために、私たちは奉仕すべきです」
4. 徴兵制推進論と「想像の共同体」化する「世代」
5. 路上ホームレスに至る過程を表す3つの類型
6. 国際法の武力行使禁止原則について簡単にまとめ
7. リスクを判断することに関するメアリ・ダグラスの指摘
8. 説明責任を負う個人~浸透する「オーディット文化」について
9. 外見的立憲主義型市民憲法としての明治憲法の限界
10. 現代日本社会を下支えする基盤としての最低賃金制度

1位は多文化主義を考える上でのサンプルとしてオランダ柱状化社会について整理した記事、5位の記事は社会的排除の過程を岩田正美教授の調査から、8位は70年代以降のグローバリゼーションの進展として見られるようになった自己責任論の典型「オーディット文化」について整理した記事です。

アメリカ
1. CIAで行われていた13の非人道的尋問手法
2. 自己増殖するアメリカの「獄産複合体」
3. ハリケーン・カトリーナは何故これほどの惨状をもたらしたのか?
4. ティーパーティ運動を分断するリバタリアニズムの化身ロン・ポール
5. ティーパーティ運動のキマイラ化を成し遂げた「憲法保守」概念

3位のハリケーン・カトリーナの際の被害を拡大させたニューオーリンズの社会背景、4位以下はティーパーティ運動の実情についてそれぞれロン・ポール派の政策、憲法保守概念についてまとめた記事です。

中東
1. シリア騒乱の遠因となったイラク難民問題
2. イスラエルとパレスチナの対立を巡る戦乱の歴史まとめ
3. シリア騒乱を長期化させるトルコvsイランvsサウジの対立の構図
4. イラク-アフガニスタン戦争におけるオバマ戦略の転換について
5. 憎しみの連鎖としてのユダヤ・パレスティナ対立前史

現在の中東情勢を生み出す背景となった様々な要因、歴史、社会などについては引き続き調べていきたいと思っていますが、今年は特にシリアを中心とした周辺諸国についてとパレスチナ問題について簡単に調べていました。

ということで、来年もよろしくお願いします。

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