僕が酒井若菜さんのブログを著しく好きな件について

女優・タレントの酒井若菜さんのブログ記事が話題です。
小娘物語。 前編|酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba
小娘物語。 後編|酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba
テレビをほとんど見ないため、酒井さんの本業の方は実はよく存じ上げないのですが、ブログの方は何かのきっかけで三年ほど前から愛読していました。何がきっかけだったのかもう覚えていないのですが、読むたびに綺麗な文章を綴る肩だなぁと感心させられ、心動かされることが数えきれないほどありました。
はてなブックマークを見返すと、2010年1月からたびたびブックマークをしていたので、おそらく2009年末ぐらいからだろうと思います。僕がブックマークしていた酒井さんのブログの記事は小娘物語。前後編と以下の6件でした。
はてなブックマーク – kousyouのブックマーク – ameblo.jp:wakana-sakai
揣摩臆測ではありますが。|酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba
歩道橋の上のあたし|酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba
優しさについて考えるとき|酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba
恋と努力|酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba
あっぱれドストエフスキー|酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba
不特定多数に送らないブログ|酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba
殊に、人の弱さというものを、これだけ様々な言葉と細やかな描写で描き出せる人を僕は知りません。プロの作家では恐らく少なくないのだと思いますが、咄嗟に名前は思い浮かばない。

あっぱれドストエフスキー|酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba
私には、人生論なんて語れたもんじゃありません。だからそんな時は、こんな風に、偉人達が頑張っていた、それこそ人生論なんて語れたもんじゃあなかった頃、つまり生きていた頃に、それでも頑張って残してくれた言葉達に、私は代弁して貰えたような気になって、また支えられています。

恋と努力|酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba
なにで読んだのか、または観たのかは忘れましたが、ある夢を持った人が、最後までそれを叶えられなかったとき、友人に「運がなかっただけだよ」と慰められました。その人は、
「努力が足りなかったんだ」
と答えました。
「違うよ。あなたは精一杯努力した」
と友人は労わりの言葉をかけました。優しさだったと、私は思います。が、その人は言いました。
「夢を叶えたくて、必死に努力してきたんだ。これだけ頑張って負けた理由が“運”なんて、納得できるものか。そんなもので片付けてほしくない。せめて、努力が足りなかったのだと思わせてくれ。そうすれば、ほんの少しは仕方ないと思える」
「・・・」
「そう。努力が、足りなかったんだ」
会話は完全に私が作りましたが(アハ)、こんな話、ありましたよね?なんだっけ?
ま、いっか。

優しさについて考えるとき|酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba
人なんて、大抵優しい。
上手く表に出せないだけだ。
そうでないなら、独善のすれ違いが起こったのだろう。
摩擦に心を痛めたことが、私自身何度かある。
いつだったか、その人から「雨ニモマケズ」を丸暗記したから聞いてくれ、という意味不明の電話がかかってきた。
言わずとしれた宮沢賢治の秀逸な走り書きであり、私も例にもれずこの文章が好きで、このタイトルで以前に記事を書いたことがある。
意外と長いその言葉を延々と聞きながら、私はその人のことを思っていた。
雨にも風にも、この人は何度も負けてきた。
ちゃんと負けて、勝者を心から称え、家に帰って一人泣き、勝者の優れた部分をしっかり学び、立ち上がった人なのだ。

歩道橋の上のあたし|酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba
みんなが当たり前にできることができなくて、自分を蔑んで、人を蔑んで、それを通り越してしまったら「もう、なんかいいや」と面倒臭くなってしまうこと。
その時得られるものって、人には理解されなくても自分にとってはなかなか素敵なものだったりして、全てはそれを得られる権利だったのかと気がつく瞬間。
コンプレックスとか、トラウマとか、全く出口の見えないものが、いつか何かを得られる権利だと思えたら、少しは楽しいかな?
どうでしょうか。
傷ついた皆さんにでっかい幸せが訪れますように。
どうぞ、自分に愛をあげてください。

ああ、この酒井さんが17歳の自分を振り返る「歩道橋の上のあたし」は「小娘物語。」とあわせて読みたい記事だと思うのです。
人の弱さをしっかりと看て、自身の弱さすらも正面から向かい合ってきたからこそ紡げるのだろう描写がとても心地よくて、ブログが更新されるのを楽しみに読んでいました。「弱さ」を優しくとらえるその姿勢は僕も見習いたいと思っていますし、少なからず自分のブログの記事のチョイスにも――全く違う縁もゆかりもないジャンルの記事を書いていますが――影響を受けているなぁとは思います。以前も書きましたが、僕がここ数年敵と恐れられ、あるいは鬼と憎まれるような人物の事ばかりを書くようになっているのは、そういう人の弱さに注目したいからです。
好きじゃないと、人のことなんて書けない。」わけですが、「好き」を書くことがどれだけ困難で技術のいることかと思うと、気が遠くなります。僕も一素人の稚拙な文章で「好きを精一杯自分勝手に伝えようと」試みることで、一応の記事の終わりとしておきたいと思います。酒井若菜さんのブログ、好きです。

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