「PSYCHO-PASS サイコパス」脚本家が語る裏設定まとめ

ノイタミナラジオの2013年2月14日回が「PSYCHO-PASS サイコパス」の脚本(12話)・文芸担当高羽彩さんで、色々作品の裏設定を語っていて面白かったので簡単にメモ。

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「PSYCHO-PASS サイコパス」の世界設定

・完全に外交を遮断している訳ではなく、ある限られた地域にだけ海外からの渡航者を一時とめおき、準日本人となるべく教育、サイコパス浄化を行った上で、シビュラ監視下に置かれて日本に受け入れられる。それは富裕層だけ。チェ・グソンが準日本人かどうかは謎。

・シビュラシステムは現代社会の延長線上に成立している。携帯電話が社会に受け入れられてきたようなもの。革命などで導入されたのでもなく、ゆるやかに正当性を保持するかたちで徐々に成立。根幹は秘匿されているが、成立過程は教科書でも読める程度にオープンになっている。

・何の反逆者も生まずに平和な世界を維持してきた。

・いかに平和な時代であるかを伝えるため作中のニュース内容を造っている。殺人や外交などの話は無く、レジャー情報がかなり多い。

・海外は各国とも紛争状態で紛争が際限なく広がっている状態。政府としての機能は果たしておらず、個人が自分で自分の身を守ったり徒党を組んだりしてお互いを攻撃したりしている。

・シビュラは日本国内でのみ導入されているからこそ、安定している。

・シビュラが本当に成立してからは30~50年程度で完全な制度として確立したとはいえない。システムの海外輸出は検討中というレベル。

・かりそめの民主主義という体裁はとっているので議会も存在しており、それなりの討論は存在する。シビュラはあくまで管理システムであってイデオロギーを支配しているわけではないので、ある程度決断は人間に委託されている。

・オンライン投票で気軽に投票できるため投票率は非常に高い。議員という概念は残っている。

・15話以降の時間軸でネットアイドルが現職総理大臣を破り総理大臣になっている、という案を会議で出し皆頷いていたが、作品には反映されておらず、これは公式設定とまでは言えない曖昧な裏設定である。

移民の話は準日本人になれず隔離施設に留め置かれている人々の話とかに焦点を当てて話作ると、攻殻機動隊っぽさが増しそうですね。あと革命などではなく民主的な手続きの延長線上にシビュラが成立してきたというのも、まぁそうだろうなとは思っていましたが改めて聞くと面白かったです。

あとはもう少し海外の状況を知りたいところではありますねぇ。さすがに「日本以外全部紛争」は想像しにくいところではあるので。周りが紛争状態だと難民が正規ルート以外の方法で大量に押し寄せたり、武器が流入してきたりしそうなんだけど、どう押し止めているんだろう、とか。それとシビュラシステム輸出うんぬんの話とかもネタとしてかなり面白いんですけど、裏設定どまりなのはちょっと残念な気もしないでもないです。

ただ、話を聞く限りかなり詳細に世界設定が検討されている印象だったので、さらに話が進んであきらかになっていく感じでしょうか。本編はこれから統治体制の根幹に迫っていく感じっぽいですし。

ここ数話の槙島さんがダイ・ハードすぎるというか、セガール越えの強さでかなりツボなんですが~。最早異能生存体。最新話観終わった時、「シビュラシステムが犯した最大の誤り、それはヤツを敵に回したことだ!」って銀河万丈ナレーションで聞こえてきました。そういえば虚淵さんボトムズ好きでしたっけね。

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