「ねぇ、ママ。人は何のために生まれてきたの?」

何か月か前にツイートしたような気がするネタですが、ブログに集約させていきたいということで軽く。
或る日、五歳の姪が問うて曰く「ねぇ、ママ。人は何のために生まれてきたの?」
彼女の母である妹が答えて曰く「どうしてだろうね。多分それを見つけるために生まれてきたのよ」
横で耳をそばだてながら、おお、子どもというのはやはりこういう問いを投げかけるのだな、そして間髪入れずナイスな答えを返す妹に甚く感心していると、そのあとぼそっと「そんなのわかるわけないじゃない」と呟いていたので、多分古今東西の偉大な宗教家たちも弟子に同じ質問をされて、同じように「そんなのわかるわけないじゃん」と思っていたんだろう、と思ったのでした。まる。
問いに見合う答えなどないのだけど、子どもたちにとってその答えが苦しみの中にではなく喜びの中にこそ姿を見出だせれば良いよねぇ、と親戚のおじさんは願っていた、と村の古老が申しておった、と古文書には記されておるそうな。やがて子どもたちが発するであろう対になる問いは「人はなぜ死ぬの?」だろうか。
※ちなみに彼女の答えにはそのまま自然すぎるほど自然に「いいから早くご飯食べなさい」が続く。蛇が脱皮して旧い皮を捨て去るようなものである。

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