アニメ作品におけるロボットの特徴4つの分類

現在放送中のアニメ「翠星のガルガンティア」の公式サイトに主人公レド役の声優石川界人さんとスタッフとの対談コーナー「どうも、石川界人です!」というページがあり、第一回がシリーズ構成の虚淵玄さん、第二回がメカニックデザインの石渡マコトさんとの対談になっているが、その第二回の石渡さんのロボットの四分類の話が興味深かったので紹介します。(平澤氏はプロデューサー)

どうも、石川界人です!第二回

石川 ギミックのあるものをデザインする時は、物理的なことや実際に立体物を作った場合に動きがちゃんと成立するかなどを考えながらしているんですか?

石渡 作品によります。その作品の中で、どの程度リアルにするのかの落とし所がどこなのかなって探りながらですね。

平澤 作品毎に大事にしなくちゃいけないことの一つに、現実からどのぐらい離れているかっていう、いわば「ファンタジー度合」があるんですね。例えば多くのロボットアニメだと、関節とかはちゃんと破綻なく動くよう思えるけれども、作られてる素材の強度とかを考えると、実際に作って稼動させるのは難しいですね、みたいな程度のファンタジー度合。どこを現実と同じように守って、どこを無視しちゃうかっていうのは、作品の方向性を決める上でとっても重要なんですよ。

(中略)

石渡 今、自分でもメカデザインとは何かってちょっと考えてるんですけど、大体四つに分けられると思います。ファンタジーなロボとリアルなロボ、乗り物としてのロボとキャラクターとしてのロボがあって、ファンタジーでキャラクターがチェインバー、ユンボロイドが乗り物でリアルなロボ。その四つのどこら辺に入るのかっていうのをまず考えてやります。

石川 カテゴリー付けと言いますか分けと言いますか、作品を読み込んだ上でそういうことをしていくのが重要ってことですね。

石渡 結局のところ、作品の中においてのロボットは、実物大のほんとに動くロボットを作るわけじゃないので。そこから、どの辺まで飾り付けをするかっていうのがあります。どのセクションに入るロボットだとしても。

石川 ガルガンティアだと先ほども言っていた2つのセクションがそれぞれに関わっていると。なるほど。

こういう分類というか類型はこのインタビューを読むまで意識したことが無かったので、なるほどと思いました。アニメのロボットはどれもファンタジー、リアル、乗り物、キャラクターという特徴はいずれも大なり小なり兼ね備えていると思いますが、どの作品のどのロボットがどの特徴をより強く持っているかを振り返ってみると色々興味深い発見がありそうです。

今期三ロボアニメだとガルガンティアのチェインバーは石渡さんが書いている通りファンタジーでキャラクターな、特にキャラクター色が強く、マジェスティックプリンスは乗り物(兵器)色が強く、ヴァルヴレイヴはファンタジー色が強い印象があります。リアル色が強かったのは昨秋のロボティクスノーツでしょうか。どの特徴に重きを置くかで物語の方向性も決まりそうだし、これからアニメを観て行く上でより楽しめそうな面白い視点を知ることができたなぁと思いました。

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