脳科学者によるシューティングゲームの教育的効果に関するTED動画

ダフネ・バヴェリア: 脳とビデオゲーム | Video on TED.com

TEDのプレゼンテーション動画で興味深いものを観た。アクションシューティングビデオゲームの脳への影響、特に教育やリハビリの観点から研究する脳科学者ダフネ・バヴェリア(Daphne Bavelier)氏によるもので、要点をかいつまんでいうと、研究の結果、適度なビデオゲームは視力の向上、集中力・注意力・学習能力などの向上に効果があることが明らかになっているというもので、一般的に言われる目に悪い、注意力を散漫にするなどの俗説を否定している。

ただし、あくまでTED向けにわかりやすく単純化して説明しているものであり、このプレゼンだけでは例えば調査結果の母集団の数や特性、統計データといった学問的厳密性は担保されているものではない。しかしゲームを悪いものとする俗説に対するカウンターとしてのプレゼンという点でとても面白いと思う。

同氏はさらに進んで研究成果を元にしたアクションビデオゲームの良い効果を反映させるゲームの開発をゲーム会社と進めているとのことだが、動画の中でも語られている通り、ブロッコリー(教育的効果)とチョコレート(エンターテイメント性)の食いあわせの悪さの点から試行錯誤中ということのようだ。

特に米国で銃乱射事件などの凶悪犯罪がアクションビデオゲームで暴力性を誘発されたとする俗説を良く目にすることが多かったが、同じ国の研究者によって、学習効果という全く別の観点からゲームの良い効果について研究が行われ、成果が出されつつあるということが見えて大変興味深い内容だと思った。

僕自身はシューティングゲームって文字通り瞬殺されてその余りの速さに周りの人を唖然とさせ、そのリアクションに恥じ入り絶望してその場から「じゃあそろそろ生徒会いくね」的に逃亡し、もう二度とするまいと心に誓ったまま数十年それを守り続けている程度に苦手です。ははは。

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