「亜人 1巻 原作:三浦追儺、漫画:桜井画門」感想

亜人(1)
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posted with amazlet at 13.07.22
講談社 (2013-03-07)

最近話題のマンガ「亜人」の一巻を読んだ。

現代社会に突如として死なない人間「亜人」が登場、誰が「亜人」なのか、あるいは自分自身が亜人なのか人間なのかすらわからない中で、「亜人」であると発覚した者はその謎を解明するため監禁されて人体実験が行われ、人々も疑心暗鬼の中で過ごしている、という世界。主人公の高校生永井圭は不慮の事故で自身が「亜人」であることを知り、また多くの人に知られることとなって、警察、厚生労働省、謎の亜人二人組、そして日本社会から追われることとなり、その逃走劇が始まった、というお話で、まだまだ始まったばかりだけど一巻丸々息つく間も無いほどの畳み掛ける展開が続いていて面白い。

最近のアニメや漫画、小説などで、如何にして「生か死か」「殺すか殺されるか」「逃げるか戦うか」という究極の二択に物語を単純化させるか、を最優先にしている作品を良く見かける。昔から王道のプロットではあるけれど、特にバトルロワイアルやGANTZ、カイジシリーズあたりからだろうか、ちょっとしたブームのようにも思う。その一点に物語の基本構造を先鋭化させて、あとは怒涛の勢いで生と死について様々な側面からドラマを展開することで読者を惹きつける。

単純な構造だけに、その飽きさせず読者を惹きつける展開のさせ方と、広げた風呂敷の畳み方が非常に難しいジャンルでもあると思うのだが、この漫画はどう描いていくだろうか。一巻を読んだ段階ではまだまだ未知数だけど、排除や差別、人間とは何かといったテーマに切り込みそうでもあり、今後に期待をしたくなる作品だと思った。とりあえず今度二巻も読んでみる。

そういえばこういうタイプの主人公は「進撃の巨人」「アクセルワールド」などの影響でどうしても声が梶裕貴さんで再生されてしまう。あと厚生労働省のトサキはイメージとしては櫻井孝宏さんか石田彰さんかな。まぁ、人気のようだしほどなくしたらアニメ化もされそうな気がするなぁ。

亜人(2)
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講談社 (2013-06-07)
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