リアルヒーローを描く2013秋アニメ「サムライフラメンコ」に期待したい

2013年秋アニメ、全然観るのが追い付いていないのですが、とりあえず一話を観た時点で、今後の展開に期待できそうで面白いなと思った作品の一つがノイタミナの「サムライフラメンコ」です。

いわゆるリアルヒーローもので、主人公羽佐間正義はファッションモデルとして活躍して高級マンションに住みながら、幼いころからの夢忘れがたく、ついに色々こじらせて・・・もとい、湧き上がる正義感の赴くままにヒーロー「サムライ・フラメンコ」となり、とりあえず身近な悪である酔漢やコンビニにたむろする中学生に立ち向かい始め、そのヒーロー活動開始にあわせて、偶然主人公と出会った警察官の後藤が、等身大の大人としてストッパー的な役割を担いつつ、彼の活動を見守るようになりそう、という第一話。

ハリウッド映画などでもよくモチーフにされることが多い等身大の大人がヒーローになるというテーマですが、良く見るのはギークやナードと呼ばれるようなちょっと現実社会で上手く他者と関係性を築けないオタクや、すっかり世俗にまみれて色々諦めはじめた中年男性が自己実現やリベンジと重ねあわせる形でヒーローになるというものであるのに対して、こちらの主人公は若くしてファッションモデルとして活躍し高級マンション住まいの、ブルース・ウェイン的な社会的には成功者と位置づけられそうなイケメンです。ただし、特撮ヒーローと現実の区別が大人になっても若干ついていないところがザンネンイケメンという分類になるでしょうか。

普通の大人が現代社会で正義の執行者としてヒーローを目指す、というテーマは主人公の内面に焦点を当てれば自己実現であるとか、個性化の過程であるとかの、アイデンティティや理想と現実のギャップとの葛藤とを基本線にしたポジティブな成長ものになるし、警察ならざる一市民による力の行使の正統性や、主人公が唱える正義そのものの価値を問うという社会との関係性に焦点を当てれば、いくらでも深いテーマの社会派シリアスストーリーにも出来るという点で、話の広げ方には様々な可能性があるだけに、今後の未知数さが非常に魅力的だと思いました。

一話を見る限り、まずは中心になる二人のキャラクターと関係性を丁寧に描いて、プロットを丁寧に積み上げていて、どういう方向に行くにしろ大きく作品の質を落とさずエンターテイメントの路線を外さず手堅く進みそうな印象を受けたので、安心して観続けられそう、かな。

秋アニメで今後楽しみに観たい作品の一つです。

あ、キルラキルと同じくこちらも一話は違うけど二話タイトル「傘が無い」で懐メロから取られていますね。

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