2014年冬(1~3月)期アニメ見た作品まとめ。一押しは「ノブナガン」

2014年冬アニメ、一通り見たので感想など。新作・続編あわせて19本観ました。疲れた。続編もの外した新作で面白かった順にベストテン選ぶとこんな感じ。カッコ内は記事更新時点までに見た話数。

■新作
1.ノブナガン(2話まで)
2.となりの関くん(2話まで)
3.世界征服~謀略のズヴィズダー~(1話まで)
4.バディ・コンプレックス(2話まで)
5.ノラガミ(2話まで)
6.いなり、こんこん、恋いろは。(1話まで)
7.ハマトラ(2話まで)
8.鬼灯の冷徹(2話まで)
9.ウィッチクラフトワークス(2話まで)
10.ニセコイ(1話まで)

以下
GO!GO!575」「ノブナガ・ザ・フール」「とある飛空士の恋歌」「スペース☆ダンディ」「のうりん」「未確認で進行形」「ディーふらぐ!

■続編
1.銀の匙 Silver Spoon(2話まで)
2.咲-Saki-全国編(2話まで)

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・ノブナガン

二話まで観た時点ではこれが一番おもしろい。ミリオタ女子高生小椋しおが修学旅行先の台湾で突然襲来した「進化侵略体」と呼ばれる人類を滅ぼしかねない怪物の群れとそれの対抗組織「DoGoo(土偶)」に所属する歴史上の人物の遺伝子を受け継いだE遺伝子(ジーン)ホルダーたちとの戦闘に巻き込まれて、彼女の中に眠っていた織田信長のE遺伝子が覚醒、大暴れというお話。

突然の戦闘に巻き込まれ、覚醒し、大事な友人を守るために戦って、危機を乗り越えて、再び日常に戻って、再度自らの意思で友人の後押しを受けつつ戦いを決断する、という導入部にあたる話の展開のさせ方が非常に手堅く、かつ各所に個性を発揮した演出が施されていてすごく引きこまれた。

歴史上の人物が現代に転生とか、歴史上の人物の名前とイメージだけ使って新しい物語をとか、歴史上の人物の美少女化とか数え上げればきりがないんだけど、これはこれでその陳腐になりがちな設定を上手く使ってありきたりにならないようなキャラクター造形が出来ているように思った。ニュートンの重力制御、ガンジーの鉄壁の防御など素直に面白いと思ったし、切り裂きジャックの詰めの甘さもにやにやした。また現在の歴史学では否定されている信長の三段撃ちの故事にちなんだ技を繰り出すときに他のキャラに「俗説かと思っていましたが」とさらっと言わせたりしているあたりの気配りも丁寧。

また、主人公が再び「DoGoo」加入を決断するときの、主人公の周囲や社会の描き方も良かったなぁ。断片的かつセンセーショナルに報じられていく様々なニュース、無責任に発言する赤の他人たち(顔が赤く塗られた演出を施されている)、群がるマスメディア、それらを使って主人公が自ら決断するように追い込む謎の異星人DoGooさんと、それを「ずるいやり口」「鍵は無理やりこじ開けるものではない」と批判するDoGooの司令官。このあたりの「決断」の説得力の持たせ方は抜群。

『今この地には被災者を助けるために世界中の善意が集まっている。ここにいる誰もが誰かを救おうとしてそれでも自分の力の届かなさに打ちひしがれている。実感しただろう?進化侵略体の恐ろしさを。そして同時にわかったはずだ、それを押し止めるE遺伝子(ジーン)ホルダーの力を』(2話)

ここからの追い込み、DoGooさん半端なかった。ニコニコ動画のコメント欄でも某いんきゅなんとかさんを思い出した人も多いようだった。ということで今期はこれが頭一つ抜けてると思う。

・となりの関くん

七分ほどのショートアニメだけど、関君の凝りに凝った授業中の手遊びと、となりの席の横井さん(C.V.花澤香菜)の突っ込みの掛け合いであっという間に終わってしまう。二話の将棋は謎の感動すら覚えた。今期の花澤さんその1

・世界征服~謀略のズヴィズダー~

明らかに立川市なウド川市で、主人公の家出少年地紋明日汰が出会った幼女は実は世界征服を狙う悪の秘密結社ズヴィズダー総帥ヴィニエイラ様だった、という、どうやら魔法だか超科学だかの何かがあるっぽい世界のようで、あと戒厳令も敷かれていたりして、1話みた限り、何が何だかわからないうちにぐいぐい引き込まれる妙な勢いを持った作品だと思った。

外見はどうみても幼女なヴィニエイラ様が妙に大望持っててスケールもでかくて、思わず(事案的な意味では無く)その背中について行きたくなる魅力を持っているような描かれ方していて、ちょっとFate/Zeroのライダーを彷彿とさせられたんだけど、エンドロールみたら脚本がTypeMoonの人(星空めてお氏)でufotableも製作に関ってて、直接的な影響はないんだろうけどちょっとにやっとした。

ライダーのような揺るぎない征服者というのとは違って、子供っぽい頼りなさも充分にあり、主人公に諭され励まされたりもして、たぶん、もっと登場人物同士身近な関係性として世界征服を目指す悪の組織が、ギャグたっぷりに描かれていくんだろう。ただ一話冒頭は明らかに世界滅びてたっぽかったりもしたけど。悪の幹部プラーミャ様(C.V. 伊瀬茉莉也)のドSキャラは素晴らしいな。あと謎の広島弁な金髪少女で悪の幹部ウーム教授(C.V.花澤香菜)の喋り方も癖になる。ということで今期の花澤さんその2

以下短評

「バディ・コンプレックス」は同じ制作会社のヴァルヴレイヴが全く好みじゃなかったから期待してなかったんだけど、手堅く王道な作りですごく面白い。C.V.早見沙織ヒロインが一話でアレしたんで一瞬戸惑ったけど、どうやら再登場のようで安心。戦闘シーンがすごいぐいぐい動くし、司令官もなかなか面白そうな人物だし、人間関係もかなり描かれそうだしで王道ロボットアクションとして楽しみにしたい。あと「ナイス・カップリング」はアフレコ現場でもそういう意味だよねと声優たちが話していると田村睦心さんがラジオ(ごぶごぶちゃん)で楽しげに話していた。今期の花澤さんその3。

「ノラガミ」は自分の神社を建てるために何でも屋をする神様というのがちょっと新鮮だったのと、テンポよく進んでいくのとでなかなか飽きさせない。声が声だけに(C.V. 神谷浩史)、作品世界もそうだが、あと見た目もちょっとアラララギさん。妖怪世界をどういう切り口で描くのか、期待。OPテーマソングがすごくいい。

「いなり、こんこん、恋いろは。」は伏見稲荷神社と京都を舞台にした作品で、これまた面白かった。色々てんこ盛りだったなぁ。神様、すごい簡単に願い叶えてくれるのな(笑)。人間関係の機微をさらっと、しかし丁寧に描いていて(親友の頭ごっちんのあたりとか)好感度高い。変身アニメ物方向なのか、ほっこり日常なのか、たぶんそのあたりのバランスを上手く取っていく作品になりそうな期待を込めて観たい。乙女ゲーに夢中な宇迦之御魂神がかわいかった。「ぎんぎつね」に続いて稲荷神づいてるな。

「ハマトラ」は超能力持った横浜の探偵たちの話だけど、能力自体は二話までみた限りではあまり差別化されている感じはしない。能力発動したらあとは物理で殴る!的な。今のところは能力バトルよりミステリー要素が強くて、複数の事件が一つに結び付いていったり、一つの事件から暴かれる暗い人間性だったりの描き方が面白い。どうなっていくかまだ未知数だけど楽しく見れている。

「鬼灯の冷徹」はギリギリのパロディや社会時評ネタのギャグにちょっとニヤニヤしながら見ている。現代社会じみた人間関係や組織の地獄とか本当に本当の地獄やな。死んだあとぐらい現世のしがらみから逃れて純粋に罰を受けたいんだけど(笑)。あとラジオが楽しい。

「ウィッチクラフトワークス」は主人公二人はいまひとつ魅かれないけど次々出てくる敵キャラクターがいちいち面白くて、なんだかんだで最後まで見てしまう。あの五人組はもしかして毎週主人公に酷い目にあわされるの。たんぽぽさん(笑)

「ニセコイ」はヒロインが二人とも好みだけど、原作よく知らないのでこれジャンプ連載ってことは普通にラブコメ路線ってことでいいのかしら。それともシャフトっぽい独特の方向にいくのかしら。東山さんの声はぐっとくるなぁってのと今期の花澤さんその4。

以下、「のうりん」と「ディーふらぐ!」はどっちも花澤さんの声のキャラがかわいい(その5、その6)。てか、良いキャラをきちんと押さえているなぁ。「のうりん」はもうちょっと農業寄りかと思ったけど、アニメ・マンガのパロディ&お色気寄り作品なのね。「スペース☆ダンディ」はいまいち。「未確認で進行形」はうーむ、まぁツボには嵌らなかったかな。「ノブナガ・ザ・フール」は面白いかというとなんとなく面白いんだけど、なんだかネタ作品っぽくもあり。ロボに乗り込んだら杉田智和さん声で喋り出したとこ爆笑した。「GO!GO!575」はもっと俳句盛り込むのかと思ったら最後にちょっと、みたいな展開なのか。まぁ、ほっこりさせられはする。「とある飛空士の恋歌」は多分丁寧に伏線を張っている段階っぽいし見続けたら良くなっていくのかもしれないが。

続編ものとしては「銀の匙 Silver Spoon」二期と「咲-Saki-全国編」(二期、阿知賀編含めると三期目)で、これはどちらも最後まで見るつもり。「咲-Saki-全国編」では宮守女子高校と末原選手(姫松高校)を応援していますんですが、早くド緊張の久部長も見たい。

実際問題、全部これを見続けるのは不可能なので、評判よければ後から見直すことにして3~4話あたりまでにリアルタイムで(って基本録画とバンダイチャンネル&ニコニコ動画だけど)見ていくのは5~6本に絞る感じかなーと思っています。毎季アニメは何が当たるかわからないので、一~二話あたりを可能な限り見て、そこから絞って行くというやり方が良さそうだなと最近思ったので、今期は試しにこんな感じで大量に見るようにしたら全くノーチェックだったけど意外なアニメで面白そうな作品を見つけた反面、時間ががが。

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