2014年冬アニメの隠れた傑作「ノブナガン」

2014年冬(1~3月)アニメでは個人的に一番楽しいと思う「ノブナガン」が4月20(日)16:30よりニコニコ生放送で一挙配信されるそうです。これ、面白いので未見の方はぜひ観てほしいなぁ。ということで、多くの人に見てもらうために深入りしない程度で見所を紹介してみる。

宇宙から飛来した「進化侵略体」と呼ばれる急速に進化して人類に襲い掛かってくる謎の巨大生物たちと、E遺伝子(Eジーン)と名付けられた歴史上の偉人の特性を受け継ぐ超人(E遺伝子ホルダー)たちの戦いを描いたSF作品で、アメコミかと突っ込みたくなるベタな設定の上に非常に練りに練られたストーリーが展開して、王道エンタメ作品に仕上がってる。毎回夢中になって観てた。

ベタな設定と言ったが、ざっくりベタな設定の細部に目をやると非常に緻密に様々な設定が組み上げられている。進化侵略体は生物の進化をなぞるが、それはなぜか、またなぜ彼らは進化の過程で別々の場所でおきた事件をさほど時をおかずに共有できるのか。E遺伝子ホルダーは主人公の少女が織田信長で、他にもガンジー、ニュートン、切り裂きジャック、ジェロニモ、ガウディ、ガリレオ、フランスの探偵ヴィドック、解剖医ジョン・ハンター、戦場カメラマンロバート・キャパなどなど多彩で、それぞれの偉人たちの特徴を上手く取り込んで、個性豊かに描かれている・・・ん?切り裂きジャックは偉人じゃなく犯罪者だろって?そこも見所だ。なぜ切り裂きジャックは偉人なのか?あっと驚く歴史上のエピソードを踏まえたトリックが仕込まれている。この設定でひとつミステリー小説書いてほしいですわ。

それぞれのホルダーの個性を生かした戦闘時の役割分担も、映画・アニメ・マンガなどで全員力押し一辺倒になりがちな中、見事にコンビネーションが生かされていてすばらしい。また、E遺伝子ホルダーの作戦もそれぞれ戦術が細かくて見応えがある。きちんと戦闘時の着弾観測するアニメ始めてみたわ。E遺伝子ホルダーと米海軍の共同作戦とか最高でした。またクライマックスの作戦「ストーン・フォレスト作戦」の作戦立案から展開とかも作戦に参加する9人全員の個性を踏まえた役割分担で全員に見所があってナイス。あ、この作戦名は9人の戦士ってことで、日本語訳するとごにょごにょ・・・これぞ正しいオマージュです。

あと、七話は第二次大戦中の日本海軍戦艦「武蔵」が進化侵略体に乗っ取られて復活してくる話なんだけど、公式サイトでのその回の主演声優武藤志織さん(現役女子高生だそうで)のコメントがいろいろナイス。

ストーリー | ノブナガン「七ノ銃「ムサシ・ワンダー」」
こんにちは!新人の武藤志織です。
七話もアニメオリジナルのお話となっています。戦艦ブームの今にピッタリのお話です!私は金剛が好きです。大和も武蔵もかっこいいけど、金剛あってこそでしょ!と思います。

お、おう。

要するに、アニメ版映画秘宝があったら全力で特集されてそうな類のアニメです。

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