「一週間フレンズ。」OP&ED曲ミュージックビデオ&四話までの感想

現在放送中の春アニメ「一週間フレンズ。」のオープニング曲「虹のかけら」エンディング曲「奏(かなで)」のミュージックビデオが公開されていました。

『一週間フレンズ。』ノンクレジットOP「虹のかけら」昆夏美

虹のかけら(TVアニメ『一週間フレンズ。』オープニングテーマ)
昆夏美
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「奏(かなで)」藤宮香織(CV.雨宮天)ミュージックビデオ ショートVer.

「奏(かなで)」(TVアニメ『一週間フレンズ。』エンディングテーマ)
藤宮香織(CV.雨宮天)
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どちらの曲も、作品の雰囲気にとてもマッチしていて繰り返し聴きたくなる曲です。特にスキマスイッチの曲のカバーにあたるエンディング曲は毎回の絶妙な引きもあってとても心に残ります。

四話まで見ていますが、一週間毎に友達の記憶だけを忘れるという特殊な記憶障害で、毎週何度も繰り返し出会いなおすことで、徐々に友達の仲を深めていく過程が面白いです。一話の感想でも書いたとおり、記憶のメカニズムはニューロンとシナプスの結合として記憶がなされ、その結合が弱まることで忘れるということになるわけですが、記憶を思い出すというのはその結びつきを再び強めることでなされます。繰り返し学習することがその記憶の定着に効果的だと言われていますが、繰り返し友達になる過程というのは、そのメタファーとして結構正しい。

本編ではその繰り返しの出会いの中に様々な変化を持たせていることで、日記がひとつキーになっているわけですが、日記という記録を行うことで二人の関係は全くまっさらな状態からの再スタートではなく、わずかながらの基盤の積み重ねがあって徐々に進展しています。この描き方がとても上手い。

一方で彼女の記憶障害の実体は、リアルな、現実にある記憶障害とは確かに違う特殊なもの、すなわち友達になった人物との記憶だけが一週間で失われ、それ以外は残るというように描かれているようで、三話では過去のトラウマなど心因性の何かの可能性が仄めかされている一方、卵焼きのエピソードに特徴的ですが数学的思考の持ち主で、18という数字が記憶を呼び覚ましたように、なんらかサヴァン的な器質的な要因も絡んでいそうでもあります。記憶障害をリアルに描こうとすれば、本人の生活上の障害や家族の苦労とかが前面に出てこざるを得ないわけですが、ある程度ファンタジーにしている点でそこは多分描かれるとしてもさらっと描かれて、二人、あと友人たちとの関係に焦点を当てて描かれることになるんでしょう。ネット上の感想などを見ていても、通院しているのか、家族のサポートはといった疑問もちらほらあるようですが、リアルさの欠如が物語を損なわない程度にバランスをどう取っていくかというのも今後の見所かなと思います。この点には今のところ僕はそれほど違和感は覚えていなくて、むしろ物語の進め方に対する興味の方が強いです。

ヒロイン藤宮香織は大天使で可愛すぎる。記録と実証を重視する理系女子感もたまらないですね。一方で長谷くんの方は典型的な男子で、あの行動力とポジティブさは羨ましいけど、なんか友達になりたい、が徐々に彼女に対する執着に変わっていっているような・・・あの危うさは物語をどう転がしていくことになるのかな。むしろ特殊な二人を見守る第三の視点としての桐生将吾くんの存在が非常に心強い。見事なバランサーで、主人公二人だけだとたぶん極端な世界で閉じてしまうんだよなー。適度に桐生くんが突っ込みを入れて、視聴者の気持ちを代弁してくれることで、作品が成立しているところがありますねぇ。

原作はまだ続いているようだし、今後新キャラクターも登場していくようなので、どうなっていくのか目が離せない一本です。

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