2014年夏アニメ面白かった作品感想まとめ

2014年夏アニメ、見るアニメ見るアニメ片っ端から面白くてこれはどうしたらいいのか。なんとなく分けるとこんな感じ。順番は面白かった順と順不同との間という感じで、まぁ要するになんとなくです。あ、原作有りの作品はいずれも原作未読。

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■超おもしろい

・ばらかもん
・東京喰種トーキョーグール
・アルドノア・ゼロ
・さばげぶっ!
・月刊少女野崎くん
・残響のテロル

■おもしろい

・ヤマノススメセカンドシーズン
・ソードアート・オンラインⅡ
・Free! -Eternal Summer-

ばらかもん

少々人格に難ありな若手書道家が書道界の大物とトラブルを起こして長崎五島列島の島の一つで暮らすことになり・・・ということでアニメの定番ジャンルになりつつあるのかわからんけども現実世界に実在してそうで実は滅多になさそうな「人情味溢れる田舎という想像の共同体」の人間関係とか暖かさとかをコミカルに描いた話・・・になるのかな?そういうの上手く描いてくれるなら大好物です。

とりあえず第一話第二話とも絶妙な面白さで、個人的には今季でも一、二を争うぐらいに好き。子どもはみな子役、現地の人々はみな長崎の五島方言で、間断なく繰り返される絶妙な掛け合いに笑いっぱなしだった。元気すぎる子どものなるちゃん、すぐ泣くめんどくさい子ひなちゃんなど子供がみんなぐう可愛い。一話は壁を乗り越える伏線回収からの美麗な夕日で汚れた心が全て洗い流された。あとラジオも面白いのでおすすめ。

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東京喰種トーキョーグール

気の弱い普通の大学生だったのに、とある女性に恋してしまったばっかりに普通の食事が食べられなくなり人肉食をせずにはいられなくなった主人公の葛藤、苦悩、混乱が怒涛の勢いで畳みかけられて一気に惹きこまれた。アクションシーンも凄い瞬きする間すらないぐらいにぎゅんぎゅん動いてすばらしい。とりあえず一話、二話は声優陣の演技がみな熱演でほんと痺れますね。特に花澤さんのこういうはっちゃけた魔性の女演技は撫子のときもそうだけどその声に込められた底知れない色気に腹の底までぞくぞくさせられる。この人、実はセイレーンかなんかなんじゃないのか。至福の瞬間です。あと浅沼さんのしぬしぬしぬしぬしぬの連呼とか、花江さんの苦悶から理性がぶっ飛んで食わずにはいられなくなる二話後半のあの辺とかうひょー!って感じ。進撃の巨人のエレン役のときの梶さんを彷彿とさせて、まだ若手なのにすごいなと。どうなるんだろう。この人肉食という根源的なテーマを背景にした葛藤と苦悩を孕みつつのアクションやエンターテイメント性を両立させていくことができるのなら、大傑作の予感なんだけど。

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アルドノア・ゼロ

1972年に月で超古代文明の遺跡が見つかり、そこから分岐して人類が火星と地球とに分かれて戦っている世界における2014年を舞台としている作品で、その設定にすごく挑戦的だなと思った。パラレルワールド的世界であっても現代は現代なので、どうしても作品世界は「リアル」にひきずられやすいし、ついつい観ている側も現実世界と比較しながら観てしまう。それってわざわざ一つ大きなハードルを設けているようなもので、特にロボットアクションという、現実離れしたものであればなおさら作品世界への没入に障壁を作ることになってしまう。少しぐらい近未来にした方が、などと最初は思ったりもしたのだけど、わざわざその枷を自らに課しながら、非常に巧みに作品世界に視聴者を惹きつける工夫がされていて、すごく面白かった。

現実世界では子供は戦争に参加してはいけないというのが国際的なコンセンサスで、それゆえに少年少女兵の存在は大きな国際問題でもある。現実世界で、特に先進諸国において子供が自ら戦争に赴くのは夢物語であるがゆえに、夢物語であらねばならないがゆえに、創作世界で子供たちが戦い、勝利し、世界を救う。作品世界では軍事教練がなされているものの、二話で予備役は高卒以上であることが語られていて、戦時下の空想世界であっても現実世界と社会通念がリンクしていることが描かれる。一方で少年たちが戦わないことにはお話が進まない。そういうジレンマを二話で鮮やかに解決しつつ、必然的な死を次々と重ねることで話を一気に進めてくるあたり、さすがの虚淵節だった。

よくわからないのは火星の地球に対するある種のレイシズム・選民思想で、貴族制っぽい体制をとっているあたり、血統主義的な思想が背景にあるんだろうけど、四十年かそこらで成立する火星の選民思想と殲滅思想ってどういう思想なんだろう。ヴァース帝国のバックボーンとなっている思想はたぶん今後描かれるんだろう。主人公の特殊な冷静さは、ラジオでも言っていたけど、たぶん今後の伏線として語られるっぽいのでこちらも楽しみ。あと櫻井さん、ビゾン、海苔夫に続いてこちらでも楽しんでるなぁ(笑)

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さばげぶっ!

ノーチェックだったけど面白いという噂を聞いて観てみたらbadass面白かった!サバイバルゲームに興じる女子高生を主人公にしたアニメなんだけど、ありとあらゆるところに小ネタが挟み込まれていて唖然としながら観てた。当然のリベリオンのガン=カタに始まり、チャーリーズエンジェル、マトリックス、地獄の黙示録、バイオハザードなどなど。ナレーションはアーノルド・シュワルツェネガーの吹き替えでお馴染み玄田哲章さんで、お約束のコマンドーやターミネーターの名台詞もあるぞ。

とりあえずデザートイーグル二丁持ちガン=カタ使いの女子高生vs白鶴拳使いの痴漢中年親父バトルから始まったので、ああオッケーオッケーオッケー、これは僕のためのアニメだと確信してました。さらに主人公がすがすがしいほどの手段を択ばない鬼畜なところもまた最高です。二話最後のバトルの手段の選ばなさ爆笑した。そして、主人公のルックスがどうみても艦これの不知火なところも僕のためのアニメであることをより確信させます。一話で主人公が仲間の背中踏み越えて相手を倒した瞬間、今期アニメで初泣きしました。昂りすぎて。女子高生の妄想なので細かい所は突っ込むなってナレーションで言ってたけど、特にガンマニアではないので詳しくないですが、ネット上で見掛けた詳しい人たちの感想ではディテールの細かさも評判になっていたようです。

あとこの作品について語るときに皆衝撃を受けているのが、原作がなかよし連載ということでしょうか。そうそうあの小中学生女子対象少女漫画雑誌の。すげえな最近の少女漫画は・・・。さっきなかよしの公式サイト見に行ったら、さばげぶっ!とともに連載作品として「恋と軍艦」ってタイトルを見かけたんですが、もしかしてこれはあの「豚と軍艦」のオマージュだったりするんでしょうか・・・おそるべし。ああ、「なかよし」って英訳したらbuddyだもんな(違

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月刊少女野崎くん


彼女が恋した男の子は実は人気少女漫画家だった、ということでヒロインの佐倉千代ちゃんは勇気を出して野崎くんに告白しようとするもいざというときに頓珍漢なことを言ってしまい想いは伝わらず、そのままずるずると彼のアシスタントとして原稿を手伝うことになっていくという話で、これまた評判良かったので後追いで見たら非常に面白かった作品。千代ちゃんかわいいなぁ。今までみた今季作品のメインヒロインの中では君がベストガールだ。とぼけた味のある野崎くんと恋する乙女な佐倉さんの掛け合いの面白さはもちろん、野崎くんが描くマンガの登場人物たちのセリフ回しが一々可笑しい。宮野さんだもんな(笑)ラブコメ的に始まったけどギャグの方に大きく振れていきそうだなー。楽しみ。

あとラジオも聴いていたら、佐倉千代役の声優小澤亜李さん、新人のようだけどすごくしゃべり慣れていて中村さんや岡本さん相手に適度にボケと突っ込みをいれつつ上手く対応している感じに、なんだかたまこまーけっとのころの洲崎綾さんを思い出してぐぐったら、所属事務所が同じアイム・エンタープライズのようで、あっ・・・(察し) ってなった。なんか上手くいじってくれるパートナーだったり、引き出してくれる場だったりが与えられたら一気にラジオパーソナリティとして化けそうな気がするのでそっち方面(どっち?)にも注目したい。

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ニコニコ動画では7/17より配信開始。第一話無料、第二話以降有料
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残響のテロル


一話、非常に緊張感を保った締まった出来でとても面白かった。東京の都心部に対するテロリズムというテーマは、確かに恐怖や嫌悪感を抱くものである一方で、ぼんやりとしたカタストロフィ妄想の具現化でもあり、思わず見入ってしまう。ただ難しいテーマだけに、今後どう描いていくのかすごく興味深い反面、もしも、中途半端な結末に逃げたりグダグダになってしまうのであれば、自分自身の問題として、自分がこの作品を見続けていたことにたいする後悔とか失望とかの念は普通の作品よりも随分と大きくなりそうで、失望してしまうことがそのまま自分への自責の念にも結び付きそうな、とても怖い作品でもあるんだなぁ。だから、ちょっとした不穏な予兆があれば見なくなるかもしれないし、それを越える魅力を感じたら見続けるかもしれない。そういう悩ましさとともに、一話を見る限りではその不安を凌駕した作品になってくれそうな期待もあって、どうしたものか。

プルトニウム奪取で往年の名作「太陽を盗んだ男」を思い出した人は多いようで、僕も確かにそれが浮かんだけど、それは核燃料の奪取とリンクした軽い類推イメージとしてだけで、もう少し明確に思い出したのは「輪るピングドラム」の方かなぁ。孤児院だか収容所だかわからないけどそれをイメージさせる回想があったのもだけど、あちらも確かにテロリズムが一つの柱であったし。あるいは、テロリズム的心性という点では「魔法少女まどか☆マギカ」からの系譜ということになるのかもしれないが。ともかく、今後もしっかり注視したい作品です。

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残響のテロル オリジナル・サウンドトラック
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あとは面白かった三作品まとめて短めに。「ヤマノススメセカンドシーズン」は安心安定でそれぞれ一期のキャラ紹介で終わって今後も楽しみにしたい。一期の感想は「短編アニメシリーズ「ヤマノススメ」面白かった」。これとばらかもんと野崎くんがいわゆる毎期オアシスを求めて彷徨う遊牧民(たまゆら・のんのん・きんもざ・未確認・ごちうさ諸民族)の次の居留地って感じだろうか。「ソードアート・オンラインⅡ」は一期のグダグダ感はどこへやら、非常にまとまった内容で格段に面白くなっていた。二話のシノンちゃん部隊のバトル非常に良かったです。さばげぶっ!よりサバゲしてた。あと一話冒頭で神谷さんのキャラが出てきたので重要キャラかな?と思ったら一瞬で死んだので笑った。「Free! -Eternal Summer-」はすっかり凛ちゃんがデレてた。あと御子柴部長が卒業してしまうのが寂しいです。江ちゃん相変わらずでにやにや。

ほか、観た作品としては「グラスリップ」「白銀の意志 アルジェヴォルン」「アカメが斬る!」「人生」の四本。「グラスリップ」は二話までみたけど残りはそのうちまとめてみるかもしれん。他の作品は、面白いところも少なからずある作品だけど、まぁご縁が無かったという方向かなぁ。アルジェヴォルンは今後が気にならないでもないんで三話ぐらいまで観るかもだけど。

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