怪獣名によくある「〇〇ゴン」の由来?

「ゴン」の起源? – Living, Loving, Thinking
「カネゴン」以来? – Living, Loving, Thinking

〈☆☆ゴン〉といえば怪獣の名前だというコンセンサスはある筈なのだが、その「ゴン」の起源は?

と、sumita-m先生が書いておられるが、たぶんドラゴンのゴンだと思う。以下、とりあえず10分ぐらいググった程度の特に裏付けは無い薄い記事。

「ウルトラQ」のカネゴンを挙げておられるが、そういえばラゴンという怪獣の名前も聞き覚えがあったなとググったらこれもウルトラQ登場の怪獣だった。ということで、「ウルトラQ」の登場怪獣(「ウルトラQ – Wikipedia」「ウルトラQの登場怪獣 – Wikipedia」)を確認してみると同作品における〇〇ゴンという名の初出は第三話に登場の「火星怪獣 ナメゴン」であるようだ。で火星怪獣ナメゴンの項「ウルトラQの登場怪獣 – Wikipedia 火星怪獣ナメゴン」に「鳴き声は東宝怪獣のバラゴンの流用」とある。バラゴンは1965年上映の「フランケンシュタイン対地底怪獣」(本多猪四郎監督・円谷英二特技監督)に登場する怪獣で、「バラゴン – Wikipedia」によれば『正式名称は「バラナスドラゴン」』とある。

次に、「怪獣映画史年表」から〇〇ゴンの怪獣名を確認してみると、わかる限りではやはり「フランケンシュタイン対地底怪獣」のバラゴンが最も古そうだ。

一方で、前述のラゴンについて、ラゴンはウルトラQ第二十話に登場した怪獣「海底原人ラゴン」で、「ラゴン (ウルトラ怪獣) – Wikipedia」によると『ラゴンの名の由来は、映画『大アマゾンの半魚人』の原題の「The Creature from the Black Lagoon」(黒い入り江の怪物)のLagoon(ラグーン=入り江)からであるという説が「怪獣もの知り大百科」(勁文社、1984年)P131の「半魚人ギルマン」の項に掲載されている。』とのことで、ラグーンからの転意でのラゴンとされている。

一応確認したかぎり、「フランケンシュタイン対地底怪獣」(1965)、続いて「大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン」(1966)のバルゴン(由来不明)、以後「ウルトラQ」(1966)に「火星怪獣 ナメゴン」(三話)「コイン怪獣 カネゴン」(十五話)「海底原人 ラゴン」(二十話)と登場している。以後、カネゴン、ナメゴンはウルトラシリーズに度々登場、またバラゴンも怪獣映画で幾度か登場しているようだ。たぶん、怪獣名〇〇ゴンが人口に膾炙するのはこのあたりの特撮シリーズを通してだろうと思うので、もしかするとこれより古く怪獣名〇〇ゴンがあるかもしれないが、直接的にはバラゴン→ナメゴンからのカネゴンというルートなんじゃないかと推測。

というわけで、軽くググった程度だが、わかる範囲では「ドラゴン」を名前の由来としたバラゴンが怪獣名〇〇ゴンの初出となっているようなので、有力なのはやはりドラゴンのゴンではないだろうかという推測をメモ。こういうの本格的に調べると相当奥が深そうだ。上記の通り、以上は資料的裏付けのない推測なので、詳しい方の解説があれば読みたい。このあたり例えば〇〇ゴンが浸透した要因を言語学的に考察することも出来そうだ。(なんとなくそれっぽい趣旨の考察を見かけたことがあるような無いような・・・)

ああ、いかん。書評記事をいくつか書こうと思っていたのに・・・

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